Story

自分の身体なのに、まだ知らない感覚があった

半信半疑で始めた催眠体験。小さな身体感覚へ注意を向けていくうちに反応が大きく変わり、「自分の身体なのに、まだ知らない感じ方があった」と気づいた体験談。

夜の窓辺に立つ人物の後ろ姿
Editorial image — 実在の体験者を表した写真ではありません。

「こんなに感じるなんて、思わなかった。」

最初は、かなり半信半疑でした。

催眠そのものにも興味はあったけれど、

本当に自分にも何か起きるのかな、

という気持ちの方が強かったと思います。

始まってすぐに、

何かものすごいことが起きたわけではありませんでした。

最初は、小さな違いを探していただけでした。

でも、その感覚へ注意を向けているうちに、

考えるより先に、身体の反応の方が大きくなっていきました。

「ちょっと待って。こんなに変わるの?」

自分でも驚きました。

刺激そのものが、どんどん強くなったわけではありません。

小さな感覚へ注意を向ける。

呼吸する。

想像する。

力を入れてみる。抜いてみる。

そうしているうちに、

自分の中にあった感覚が、急に大きく見えてきた。

そんな感じでした。

一番驚いたのは、快感の強さだけではありません。

「私、自分の身体のことを全然知らなかったんだ」

と思ったことでした。

ずっと自分の身体なのに。

まだ知らない感じ方があった。

すると次に出てきたのは、

「じゃあ、ほかにはどんな感覚があるんだろう?」

という好奇心でした。


同じ体験を約束するための話ではありません。

この人に起きたことが、誰にでも同じように起きるわけではありません。

小さな変化だけの人もいる。その日はよく分からない人もいる。期待していたこととは違う発見をする人もいる。

だから、この話を「自分もこうなる」という予告として読む必要はありません。

半信半疑のまま始めた人が、自分の反応を急いで判定せず、少しずつ見ていった。その姿を読んで、もし自分の中にも

「私だったら、何に気づくんだろう」

という問いが残ったなら、その問いは大切にしていいと思います。

この体験を提供している人は、どんな人だろう。

体験談を読んで、次に気になるのは、実際に話す相手のことかもしれません。

何を大切にしているのか。催眠をどう考えているのか。途中で気持ちが変わったとき、どう受け止めるのか。

その人自身については、匿名のままでも、文章から判断してほしいと思っています。

→ このセッションをしている人について


次に読むなら

→ もっと感じるって、どういうこと?――身体の内側に注意を向ける

→ セッションの流れ・同意・NGを見る

※これは一人の実際の体験です。催眠への反応や身体感覚には個人差があり、同じ感覚や変化を保証するものではありません。