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中イキできない。それって、本当に「できない」んだろう。
中イキできないと感じたとき、「できる・できない」の二択だけで身体を見なくてもいい。身体の内側への注意、想像、力や呼吸、催眠というアプローチから、自分の感覚を探る考え方を紹介します。
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目次
「中イキしたことがない」
そう思うと、
できる女性。
できない自分。
そんなふうに二つに分けて考えてしまうかもしれません。
でも、その前に一つだけ聞いてみたいことがあります。
あなたは今、中で何を感じていますか?
何も感じない。
圧迫される感じ。
気持ちいいけれど、外とは違う。
場所によって違う。
奥と手前で違う。
力を入れたときと、抜いたときで違う。
うまく説明できないけれど、何かは感じる。
もしそうなら、
「中イキできる / できない」
という二択の前に、もう少し面白い世界があるかもしれません。
「イったかどうか」だけで見ると、途中の感覚が全部消えてしまう。
性的な感覚を、
0 = イっていない
1 = イった
だけで評価すると、それまでに起きている変化が見えにくくなります。
でも、その間にはいろいろな感覚があります。
さっきより少し気持ちいい。
ここは好き。
ここはよく分からない。
奥より手前の方が分かる。
呼吸を変えると違う。
力を抜いたら違う。
想像すると少し変わる。
その一つひとつです。
私は、
ゴールへ急ぐ前に、この違いを知る方が面白い
と思っています。
「まだ?」と考えているとき、何を感じている?
「中イキしたい」
という目標を持つこと自体は悪くありません。
好奇心の一つだと思います。
でも目標が強くなると、
「これ?」
「近い?」
「まだ?」
「今のは違う?」
と、身体で感じながら、同時に頭で採点することがあります。
すると注意の一部は、
感じることではなく、“できているかを判断すること”
へ向かいます。
考えることが悪いのではありません。
でも、ときには判定を少し休んで、
「今、私は何を感じている?」
だけに戻ってみる。
それだけで、身体の見え方が変わることがあります。
「中で感じる」にも、いろいろある。
中の感覚というと、
何か一つの特別な感覚があるように思うかもしれません。
でも、
圧迫感。
動き。
温度。
奥行き。
力を使ったときの違い。
呼吸による違い。
気持ちよさ。
よく分からない感覚。
いろいろあります。
最初から名前をつけなくても構いません。
「さっきと違う」
と分かるところから始めます。
中イキを「治す」ことを目的にはしていません。
私が興味を持っているのは、
「できない自分を直す」
ことより、
「今、自分は何を感じているんだろう?」
を詳しく知っていくことです。
もっと強くすればいい、とは限らない。
もっと感じたいと思うほど、刺激を強くしたくなることがあります。
でも、強さだけが方法ではありません。
小さな感覚へ注意を向ける。
呼吸する。
力を抜いてみる。
少し力を使ってみる。
注意する場所を変える。
想像を加えてみる。
すると、
同じ身体でも、
「さっきとは違う」
と感じることがあります。
もっと強く、ではなく。
もっと深く。
催眠を使う理由。
私が催眠を使うのは、
「中イキさせるためのスイッチ」
だからではありません。
言葉。
想像。
呼吸。
注意。
そうしたものを使いながら、一つの感覚へ意識を向けていく。
普段なら通り過ぎてしまうような身体の変化を観察する。
そのための方法の一つです。
催眠によって自分の意思をなくすことを目指しません。
むしろ、
自分で、自分の感覚を確かめる。
そこが大切です。
「できなかった」ではなく、「まだ分からない」。
体験しても、
すぐに大きな変化が分かるとは限りません。
深く催眠に入れなかったと感じる人もいます。
目的にしていた感覚が分からないこともあります。
でも、
今日は分からなかった。
だから、
自分には絶対できない。
と決める必要もありません。
「まだ分からない」
なら、それも今の自分についての情報です。
一度で答えを出す必要はありません。
一方で、予想していなかった感覚を見つける人もいる。
身体の内側へ注意を向けていくうちに、
それまであまり意識していなかった場所に感覚を見つける人もいます。
小さな違いから始まって、
本人が驚くほど感じ方が大きく広がることもあります。
でも、それを約束することはできません。
人によって違う。
だから、
「私の場合はどうなんだろう?」
になります。
感じられないからではなく、もっと感じてみたいから。
ここが一番大切です。
私が特に一緒に探究してみたいと思うのは、
今でも性的な感覚を楽しめる。
でも、
「自分には、まだどんな感覚があるんだろう?」
と思える方です。
中イキも、その好奇心の一つで構いません。
できる・できないという評価より、
知らない感覚があるなら、知ってみたい。
その気持ちを大切にしたいと思っています。
ほとんど感覚がない、痛みがある場合は。
「中でほとんど何も感じない」
「以前と急に感覚が変わった」
「痛みや強い違和感がある」
などの場合は、別の考え方が必要なことがあります。
このセッションは医療ではありません。
身体的な問題が疑われる場合は、適切な医療機関への相談を優先してください。
「何とか治してほしい」
という期待だけで、このセッションを選ぶことはおすすめしていません。
では、何を目指す?
最初の目標を置くなら、
私はこう考えます。
「自分の中の感覚を、今までより少し詳しく知る。」
ここは好き。
これは分からない。
力を抜くと違う。
想像すると変わる。
今日は分からなかった。
全部ありです。
そこから、
「もう少し知りたい」
と思えば、さらに探ってみる。
その先に何があるのかは、最初から決めません。
「できるようになりたい」から、「知ってみたい」へ。
中イキに興味を持つこと自体は、性的好奇心の一つだと思っています。
だから、その興味を否定する必要もありません。
ただ、
「できない自分を何とかしなければ」
ではなく、
「私の身体には、どんな感覚があるんだろう?」
に少し問いを変えてみる。
すると、
中イキだけをゴールにしていたときとは違う楽しみ方が見えてくるかもしれません。
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身体感覚や催眠への反応には個人差があります。このセッションは医療・治療ではなく、中イキその他の特定の性的反応を保証するものではありません。